石綿(アスベスト)は、熱や摩擦に強い等の特性から40年ほど前
建築材料を中心に様々な用途で使用されてきましたが、
石綿粉じんの吸入による肺がん、中皮腫といった深刻な
健康障害の発生が社会的に大きな問題になっています。
石綿を取り扱ううえで必要となる特別教育を修了することにより、
石綿取扱作業者となることができます。
対象となる業務は主に石綿等が使用されている建築物、工作物
又は船舶の解体等の作業です。
現在は石綿の製造、使用が禁止されているので新設で工作物を建設するときに
使用されることはありませんが、老朽化した建物が震災により倒壊などすると
改修や取り壊しが必要です。
その際に、石綿を取り扱う作業ができる有資格者が必要です。
(中小建設業特別教育協会HPより)
弊社では作業員の約2割が石綿等取扱業務特別教育を修了しており、
石綿等が使用されている建築物取り扱い時の知識を身につけています。